井上直久『若い魔法使い』版画

©INOUE Naohisa



■仕様
イメージサイズ：33x24cm
限定部数：200部
技法：ピエゾグラフ
用紙：紙版
付属品：差し箱・黄袋

■詳細
井上直久氏の直筆サインが入ります。
※画像はイメージです。実際の商品とは色合い等が多少異なる場合がございます。
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聴衆に見守られる中、突然現れた沢山の小さな惑星。しかもそれがはじけて出てきたのは沢山のめげゾウ。風と光を感じる不思議な作品。イバラードには、こんなに若い魔法使いが大道芸人として時々登場するそうです。
絵画技法的には複数の光源で描き、よりリアリティに見える工夫を凝らしている。まるで実在するかのような描き方が特徴。また色合いとしてはピンクや紫などの癒しの色を多用しファンタジックで、しかも安心できる空間を創り出している。

イバラードは井上直久が名付けた独自の世界観。宮崎駿監督からアニメ映画『耳をすませば』で背景画制作で招聘され参加。ジブリでは以前から絵本『イバラードの旅』の井上直久の世界に関心を持ちイメージ作りの参考にしていたという。耳をすませばの構想に悩んでいた宮崎監督は青山のギャラリーで開催中の井上直久の個展の開催初日にギャラリーを訪問し、さっそくアニメの制作に協力要請。その時に『上昇気流』や『森の停車場』などの作品を購入。その後も熱烈なファンの一人として自宅にもいくつか飾っている。その後、ジブリ美術館の壁画制作なども依頼、またそこで上映されている短編アニメ『星をかった日』は、井上直久の絵本の構想がヒントになっていて原作者となった。その後も宮崎監督は『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』でも一部イバラードの作品を参照していると語った。同じく感性を共有する人がいたことに驚いたという。まさに宮崎監督に構想のヒントを与える数少ない貴重な存在と言える。多くの人に感動と影響を与え、世界各地にファンを持っている。
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